2024年5月24日、ロードバイクでブルベに初挑戦しました。
イベント名は「BRM524東京200 いってこい真鶴」。
実はブルベ参加自体は2回目となりますが、ロードバイクでの挑戦は今回が初めて。
結果から言うと、10時間38分で無事完走!本記事では、その体験を初心者目線で振り返っていきます。
エントリーのきっかけ:もう一度ブルベに挑戦したい
私が最初にブルベに出たのは2019年、グラベルロードでの参加でした。
コースは登りが多く、足を何度もつって泣きながらゴールした記憶が残っています。
13時間24分と、200kmの制限時間13時間半ギリギリのゴールでした。
あの時は「もう二度とやらん」と思ったものの、今年ロードバイクを新調したことで再びロングライド熱が再燃。
今回は比較的平坦なルートが魅力の「いってこい真鶴」にエントリーしました。
スタート地点は川崎・等々力アリーナ、ゴールは同地点付近のコンビニ。
往復コースというシンプルさも決め手でした。
スタート前:早朝の等々力アリーナへ
当日は早朝5時20分に等々力アリーナ前に到着。
車検開始は5時半からでしたが、すでに20人以上の参加者が集まっており、300kmや400km組も含めた雰囲気は独特の緊張感がありました。
6時ちょうどにスタート。最初はトレインに加わって走り出すも、横浜あたりでトイレに行きたくなり途中離脱。その後は基本的に単独走となりました。
PC1(47.2km)逗子:快適な前半区間
PC1までは比較的広くて走りやすい道が続き、風も穏やかで快適なライド。
コンビニでおにぎりと飲み物を補給し、トイレを済ませて再出発。
最初の休憩ではブルベカードとレシートの写真を撮ったものの、後から「ゴール後にまとめてでOK」と気づきました(笑)
PC2(103km)真鶴駅近く:気持ちのよい海岸線ライド
海岸線の気持ちいい景色を楽しみつつ、真鶴へ向かいます。
途中、再びトレインに加わるも信号で分断。海を横目に気持ちよく走行し、折り返し地点の真鶴駅近くのコンビニに10時50分に到着。
ここで補給したのはおにぎり、大福、そしてバナナスムージー。これがまさかのハズレで、Red Bullにすればよかったと激しく後悔(笑)。
PC3(110km)バス停:まさかのホラー体験
次のPCはバス停。登り区間ということもあり、ゆっくり走っていたのですが、ここで予期せぬ出来事が。
後方からロードバイクの男性がぴったりと背後につき、ノーヘル・反射ベストなしなので参加者ではなさそう。
何度も「お先にどうぞ」と合図を出しても抜かず、ついにはこちらが停車してやり過ごすと、舌打ちをして猛スピードで去っていきました。正直、かなり怖かったです。
気を取り直してバス停に到着、写真を撮ってすぐに再出発しました。
PC4(162km)再び逗子:向かい風との戦い
ここからは復路。行きとは打って変わって向かい風が厳しく、スピードが出ずに体力がじわじわ削られていきます。
途中、ブルベ常連と大先輩(たぶん)に「向かい風つらいねー♪」と声をかけてもらい、しばらくはついていこうとしましたが、30km/h超のペースに付いていけず断念。さすがです。
脚がつりそうになったので、事前に準備していたMag-onというマグネシウム入りエナジージェルを補給。これが大正解で、以降は足をつることなく走り切ることができました。
ゴール(200km):達成感と少しの寂しさ
PC4でRed Bullを飲んで眠気を覚まし、残り40kmをなんとかこなします。
脚の疲労感はあったものの、Mag-onのおかげで足つりは起きず、無事にゴールのコンビニに到着。
レシートの時間がゴール時間となり、今回の記録は10時間38分。
以前のブルベでは、ゴールでスタッフの方に「お疲れ様でした!」と声をかけてもらえて達成感が倍増しました。今回は無人ゴールだったため少し寂しさはありましたが、それでも完走の喜びは大きいものでした。
まとめ:ブルベはやっぱり楽しい!
正直、2019年の初ブルベで「二度とやらない」と思った自分が、また参加しているとは夢にも思いませんでした。ですが、ロードバイクでのブルベは想像以上に楽しく、達成感もあり、そして走りやすさも段違い。
今回学んだこと:
Mag-onは足つり対策に超有効!
トレインに乗ると体力温存できて楽しい
無理せず自分のペースで走るのが一番
ノーヘル不審者には注意(笑)
結構、いや、かなりきつかったけど次は300kmに挑戦したくなる。やっぱり自転車は楽しい!
ロングライドがお好きな方、ブルベはおすすすめです。